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2015/10/08

ノートPC電源アダプタ修理。

NECのノートパソコン。(2015.10.05)

パソコン教室のお手伝いをさせて貰っているのだが、教室メンバーの一人が「パソコンが突然消えた。」と慌てふためいて叫んだ。
はて?何が起きたのかじっくりパソコンを眺めてみる。

何をやっても電源が入らない・・・、電源アダプタ関係を疑ってみる。
ちょうど同じメーカのパソコンを使っている人がいたのでちょっと電源を拝借して差し替えてみた。
すると案の定普通に起動する、うーんやっぱり電源アダプタがらみじゃね

その日は、しばらく眺めてもらうことにしたが、その電源を持ち帰っていろいろ調査をすることにした。
この電源の仕様は NEC ADP-75SB-EB 19V-3.95A となっている。

tire01 我が家に似たものはないかと探してみると 別メーカ富士通ながらADP-60ZH A 19V-3.15A のものがあった。
プラグ形状も同じであったので試しにこれを接続してもらったら、何とか正常に起動して充電マークも出て使えている状態にはなった。

で、しばらくこれを使ってもらうことにして、不具合品の不具合箇所などをチェックしてみることにした。
絵がその不具合状況である。

交流側のケーブル断線チェック、問題なし。
直流出力側に何らかの問題が発生しているのが判明、とりあえず電源ボックスから5CMほどのところでケーブルを切断。
まずはプラグ側のケーブルをテスタの導通チェックで確認する、プラス側マイナス側ともに異常なし。
これでボックス内か数センチのケーブルのどちらかで異常が発生しているところまで追いつめた。

で、まずはケーブルを疑って、慎重に被覆を剥いでいく。
その途上で不具合発見、白い電線の被覆が破れている。
電源ボックスから出た直後は曲げ回数も多くなりダメージを多く受けるところであることからゴム緩衝材で手厚く防護がされているのではあるが。
今回はその防護をもかいくぐって、ケーブルの被覆が破れてしまっていたのである。

ここで、修理方針。
この曲げ回数の多い部分でケーブルを空中接続してビニールテープで保護する方法はとりたくない。
しかも被覆が破れたところから電源側は、これまでに何度も短絡の悲劇にあったであろうから電線の状態もかなり疲労しているのは間違いないだろう。

となると電源ボックスを分解するしかない。
方針が決まったらやるしかない、20mm幅を持ったカッターを右手で握りしめて、ゴリゴリとボックスのあたりを切り開いていきます。
まぁ長いことかかりました、1時間ぐらいゴリゴリやっているうちにとうとう中身が見え始めるほど部分的にさばけてきました。
ここで平やすりを開いたところから突っ込んでぐりっとひねると、まぁパッコーンと3枚におろすことができました。

右下の絵で不具合が別にもあるようなことを書いていますが、これはテスターの当て方がまずかったのであろうと思われるところ。
こんなところで接触不良が起こるはずはまずないのです。

tire01 で、当然残っている数cmのケーブルは接触不良の疑いもあるのでハンダを溶かして除去してしまいます、そのうえで先ほどの導通チェックで異常なしを確認したプラグ側ケーブルをハンダつけで接続します。

ここで、まだ裸のままの基盤丸見えの電源ボックスに電源を接続して電圧チェックをします、よしよし問題なく電圧が出ています。

あとは箱をかぶせて元へ戻します、直流側のケーブルがきちっと収まらなくなったのでそのままアロンアルファで固めました。
全体はセロテープで巻いて割れないようにしておきます。
電源ボックスから引き出される直後は曲げ応力が頻繁にかかるところなので、融着テープを使ってグルグル巻きにしました、絵の赤丸部分。

これでほぼ元通りになったはず、しばらく元のパソコンで使ってもらうようにお願いしておきました。

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